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図のように半導体(シリコン)と金属で酸化膜を挟んだ構造です。この構造で半導体の下側はオーミック電極(抵抗性)とし、上の金属も電極とします。この2つの電極には電圧をかけるのですが、まずは電極に電圧をかけない場合の理想的なエネルギーバンド図を考えます 電圧をかけないときのエネルギーバンド図は下の図のようになっています。このとき、金属の仕事関数qΦmと半導体の仕事関数(フェルミ準位)とが一致しています。
半導体をp型としたときに、金属にー、半導体に+の電圧をかけます。(この電圧のかけ方を逆バイアス(Revarse Bias )と言います。)このとき、絶縁層を通して半導体側にマイナスの電圧が見えるために、p型半導体のholeが絶縁層と半導体の界面に集まります。 集まったキャリアは絶縁層で電流が流れないため半導体のフェルミ準位は変化しません。 このようにキャリアが集まった状態を蓄積と言います。
電気伝導と半導体物性、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタの特性に関する記事です。ここでは、設計に必要なパラメータと半導体物性による各素子の特性の関連に関しても言及しています。
電気伝導 バンド理論 P型半導体N型半導体 PN接合 バイポーラトランジスタ MOSトランジスタ
電子回路の基礎と応用に関しての記事です。基礎的な回路理論とバイポーラトランジスタ、MOSトランジスタを用いた回路理論の関連に関して書いています。
電子回路
LTSpiceを用いて、シミュレーションを行っています。シミュレーションと回路の関係に関して書いています。
Simulation
補足となる物、参考文献を載せています。
Appendix 参考文献