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前のページで説明している増幅器はエミッタ(FETならソース)がグランド(接地)に接続されているのでエミッタ(ソース)接地増幅器と言います。このエミッタ接地増幅器は一番良く用いられます。さて、このエミッタ接地増幅器のエミッタに抵抗を入れてみます。回路は図の通りです。 この図から利得を求めてみます。まず、トランジスタのベースーエミッタ間の電圧が等価回路のIoutをきめる電圧です。この電圧をVin'とします。Ioutはエミッタ抵抗REにも流れます。従って、Vin'は になり。 変形して、Vin'を求めると
Vin'が分かったので、Voutは これから電圧増幅度Avは ここで、gm=1/reを代入して ずいぶん簡単になりました。 ところで、エミッタとグランド間に接続したREですが、簡単にエミッタ抵抗と言ったりしますが、帰還をかけている抵抗で有ることからエミッタ帰還抵抗とも言います。
電気伝導と半導体物性、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタの特性に関する記事です。ここでは、設計に必要なパラメータと半導体物性による各素子の特性の関連に関しても言及しています。
半導体
電子回路の基礎と応用に関しての記事です。基礎的な回路理論とバイポーラトランジスタ、MOSトランジスタを用いた回路理論の関連に関して書いています。
電圧源、電流源 電圧制御電流源 増幅器 エミッタ接地増幅器 コレクタ接地増幅器
LTSpiceを用いてシミュレーションを行っています。
Simulation
電子の速度 参考文献