Circuit 008 of Kairoya

電子回路

増幅回路(5)

コレクタ接地増幅器(電圧増幅度)

コレクタ(ドレイン)接地増幅器、コレクタ(ドレイン)共通増幅器(Common Collector (Drain) amplifier)はエミッタ(ソース)フォロワ(Emitter(Source follower)と、呼ばれています。では、電圧利得を求めてみます。
EmtterFollower01.jpg
上の図はエミッタフォロワの小信号等価回路です。Voutはエミッタの電圧です。
エミッタフォロワは re<<REが成り立つときに、電圧利得がほぼ1になります。
たとえば、バイポーラトランジスタの場合、バイアス電流を1mAにしたときのreは25.8Ωで、そのときのエミッタ電圧を1Vとすると、抵抗REは1kΩです。この場合の電圧利得は0.975倍です。
電流利得は、バイポーラトランジスタの場合、ほぼβになります。

コレクタ接地増幅器(出力抵抗)

コレクタ接地増幅器(エミッタフォロワ)は出力抵抗が小さいと言われます。
計算してみましょう。
EmtterFollower01Rout.jpg
低そうですね。しかし、これには信号源の抵抗が入っていません。いれて、計算してみます。
EmtterFollower01Rout02.jpg
先ほどのreにrg/βが加算されます。たとえば、前のアンプがエミッタ接地のアンプであると出力抵抗が 数kΩであることは珍しくありません。これにエミッタフォロワを接続しても数十Ωが付くことがあります。思ったほどインピーダンスが低くなくトラブルになることもあります。とくにβが落ちる高周波では、注意が必要です。

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半導体

半導体に関して

電気伝導と半導体物性、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタの特性に関する記事です。ここでは、設計に必要なパラメータと半導体物性による各素子の特性の関連に関しても言及しています。

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電子回路

電子回路

電子回路の基礎と応用に関しての記事です。基礎的な回路理論とバイポーラトランジスタ、MOSトランジスタを用いた回路理論の関連に関して書いています。

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Simulation

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LTSpiceを用いてシミュレーションを行っています。

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Appendix

付録、参考文献

電子の速度
参考文献